お知らせ
ブレーカー(配線用遮断機)について“”

ブレーカー(配線用遮断機)は一定の電流以上が流れると遮断(切れる,飛ぶとも言います)する機器です。
当然皆さんのご家庭にも必ず1個以上あります。
【ブレーカーは主幹・分岐ブレーカーに分かれます。】
・主幹ブレーカー
電力会社と契約する40A、50A・・・といったもので
電柱から来た電気を一括遮断するものです。
・分岐ブレーカー
エアコン専用,電子レンジ専用とか照明専用といったように主幹ブレーカーから枝分かれし、
基本は20A(2000W)で幾つか分けて使います。
【ブレーカーが遮断した時】
ブレーカーが遮断した時の復旧方法は次の2通りです。
1.主幹ブレーカーが遮断した場合
電気の使いすぎで遮断した理由が解れば、
そのスイッチを切ってから主幹ブレーカーを復帰して下さい。
理由が解らない場合は分岐ブレーカーも一旦切って下さい。
その後主幹ブレーカーを復帰させてから、1個づつ分岐ブレーカーを復帰させて下さい。
どうしてもダメな分岐ブレーカーが見つかります。その後当社にお問い合わせ下さい。
2.分岐ブレーカーが遮断した場合
原因を解消してからそのブレーカーを復帰してください。
原因がわからない場合は当社にお問い合わせ下さい。
【一般のお客様へ】
このページの一番下に松下電工㈱のHPアドレスがあります。
とてもわかり易いのでクリックしてみて下さい。
当社オススメです!
【ちょっと専門の方へ】
ここより下の内容もお読みになるとご参考になるかもしれません。
【気温の高い夏場、部屋での注意点】
ブレーカーの遮断容量は盤内温度が高くなると小さくなります。例えば・・・
冬場と同じような電気しか使っていないのに夏ブレーカーが遮断するという場合この理由が考えられます。
分電盤の中の温度が40℃から60℃になると70%遮断容量が低下します。
【その理由は・・・】
(例えば単相3線式40A定格のブレーカーの場合)
(1)盤内温度が40℃(基本設計温度)の場合、片相(R相またはT相)に40A(定格100%)の電流が
流れても絶対に遮断しません。
ところが、48A(定格の120%)の電気が流れ続けると2分~12分でブレーカーは遮断します。
定格40Aに対し、オーバーする電流が多ければ多いほど遮断する時間は早くなります。
(2)盤内温度が60℃になると(1)の特性の70%に下がる為、
36A(定格の120%×70%=90%)でも2分~12分でブレーカーは遮断します。
【分岐ブレーカーの電流バランスに注意】
主幹ブレーカーが遮断する場合、分岐ブレーカーのバランスを変えると直る場合があります。
【その理由は・・・】
(例えば単相3線式40A定格のブレーカーの場合)
単相3線式40A定格ブレーカーの場合、片相(R相、T相)がそれぞれ40Aまで電流が流れても遮断しませんが、片相のどちらか一方が40Aを超えるともう一方が0Aでも遮断します。
【電気について・・・松下電工さんのHPです。】
とてもわかり易いですよ!! ここをクリック↓↓↓
参照ホームページ:http://www.mew.co.jp/kurasi/index1.html
